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排尿障害やしびれといった症状の原因は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、馬尾症候群など多岐にわたるのが特徴です。原因や症状によって治療法が異なるため、気になる点がある場合には、早めに受診する必要があります。
当記事では、排尿障害やしびれの一般的な症状や治療方法などをご紹介していきます。
排尿障害やしびれの原因には、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、馬尾症候群といったなどが挙げられます。ここでは、排尿障害やしびれの原因となる疾患の特徴や症状などを解説しています。
腰や足といった下肢に痛みやしびれなどの症状が現れる疾患です。中でも、馬尾神経と呼ばれる部位が圧迫される馬尾型の場合、骨盤の神経にも障害が起きやすいです。馬尾神経は、膀胱の機能にも関係しており、尿漏れや尿失禁などの症状が出現するケースがあります。
頚椎椎間板ヘルニアは、頚椎の間のクッションの役目をする椎間板という部位が本来あるべきところから逸脱して生じる疾患のことです。逸脱の仕方により、外側型・傍正中型・正中型の3つに分類されます。
脊髄そのものが圧迫されると、筋力低下や感覚障害を引き起こします。圧迫のされ方にもよりますが、症状は両側性のことが多いです。症状が進行すると、頻尿や尿が出にくいなどの排尿障害をきたすこともあるため、注意が必要です。
頚椎症性脊髄症は、中高年に多い疾患であり、上肢痛やしびれなどの症状が現れます。
足の運動まひが起きることもあり、歩行時のつまずきやすさ、足がもつれ、階段の上り下りに手すりが欠かせなくなるといった症状が見られやすくなるのが特徴です。症状が重症化すると、トイレが頻回になる、排尿時の勢いが弱まり時間がかかる、我慢できないといった排尿障害も現れやすくなります。
馬尾神経は脊髄の末端周囲にあり、足や骨盤、膀胱などの器官を機能させる神経の集まりのことを指します。馬尾症候群は、腰の神経が強く圧迫されることによって生じる非常に重篤な神経疾患です。見られやすい症状としては、強い下肢痛や腰痛、下肢の感覚異常、膀胱・直腸の機能障害(尿失禁・便秘)などです。
様子を見ようと医療機関を受診せずにいると、症状がさらに悪化して、日常に大きな支障をきたすだけではなく、後遺症を残してしまうリスクもあります。気になる症状がある場合、速やかに医療機関を受診してください。
治療方法は、主に「保存治療」と「手術療法」があります。排尿障害やしびれの原因となる疾患によって治療方針は異なるため、医師にしっかりと確認することが重要です。
保存治療を行っても改善しない場合や、日常生活に支障をきたすほど症状がひどい場合は、手術を勧められるケースがあります。ここでは、整形外科に関連する疾患別の治療法について詳しくご紹介します。
椎間板ヘルニアの治療は、まず保存療法で経過を見ていくことになります。基本は、横になり体重が腰にかからないように安静にすることが重要です。そのうえで、鎮痛剤や座薬を用いて痛みの軽減を図ります。場合によっては、神経ブロックなどの注射による治療も有効です。
状態に応じて保存療法を行うケースもあります。腰・下肢の痛みが強い場合、消炎鎮痛薬やビタミン剤の内服が有効なこともあります。また、プロスタグランジンと呼ばれる薬で圧迫されている神経の血流の改善を図ることもあります。医師の判断によっては、ストレッチや筋力強化訓練を行う場合もあります。
馬尾症候群の場合、排尿や排便などトラブルを来しているケースでは、早めに手術をする必要があります。馬尾の腫れを減らすために、ステロイド薬を用いるケースもあります。腰椎椎弓切除術で、脊椎の一部を切除し、神経組織に圧力をかけている構造物を取り除くこともあります。
診断された後、2~3か月の保存的療法行っても効果があまり見られないケースや、症状が進行している場合、顕著な歩行障害を伴うケースでは、腰椎開窓術などの手術をして、神経の圧迫を除去し、症状の軽快や進行予防を目指します。
椎間板ヘルニアの手術には、直接椎間板を摘出するもの、レーザーなどを用いて椎間板の圧力を減らし、ヘルニアを引っ込ませるものがあります。
排尿障害やしびれなどの症状が現れ、日常生活に支障が出てしまっている場合は、なるべく早めに医療機関を受診するようにしましょう。受診の際には、しびれや排尿障害などの症状はいつ頃から見られるのか、そのほか気になる症状はあるのか、できるだけ詳しく伝えるようにすることが重要です。
排尿障害やしびれは、「家でもう少し様子を見よう」「たいしたことはなさそう」と自己判断してしまうと、症状が悪化するおそれがあります。気になる症状がある方も、1度受診して相談をしておくのが望ましいです。
椎弓形成術の実績で選ぶ
福岡県の医療機関3選
新小文字病院
脊髄脊椎外科治療センター

引用元:新小文字病院 脊髄脊椎外科治療センター公式サイト(https://www.shinkomonji-hp.jp/)
2025年手術実績:174件
(頚椎78件、腰椎96件)
実績引用元:新小文字病院 脊髄脊椎外科治療センター公式サイト(https://www.shinkomonji-hp.jp/storage/uploads/block/202602/20260217_184928.pdf)
福岡整形外科病院

引用元:福岡整形外科病院公式サイト(https://www.fukuokaseikei.com/)
2025年手術実績:70件
(脊椎、椎弓切除術含む)
実績引用元:福岡整形外科病院公式サイト(https://www.fukuokaseikei.com/profession/ope-table/)
福岡大学病院

引用元:福岡大学医学部公式サイト(https://www.med.fukuoka-u.ac.jp/neurosur/index.html)
2025年手術実績:9件
(脊椎固定術、椎弓切除術含む)
実績引用元:福岡大学病院公式サイト(https://www.med.fukuoka-u.ac.jp/neurosur/patient_result.html)
※選定条件:2026年3月16日にGoogle検索で「椎弓形成術 福岡」と検索し、検索結果100位までに公式HPが表示された43院を調査。公式サイトで椎弓形成術の2025年の手術実績数を公表しており、低侵襲手術が可能で、リハビリ病棟を開設している福岡県の医療機関をピックアップしました。