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上肢痛

上肢(肩・腕・手)の痛みは、若い方から高齢者まで、幅広い年齢層で認められる症状の1つ。肩の痛みの主な原因は、骨や軟骨などの肩関節の周囲に炎症が生じることとされています。

手の痛みの原因は、手指の使い過ぎによる変形や、加齢により動かす度に関節軟骨の摩擦による炎症が進行し、腱鞘が肥厚したり、腱が肥大し通過障害が起きたりするすることだと言われています。

ここでは、上肢痛の一般的な症状や治療方法などをご紹介していきます。

上肢痛の特長

上肢(肩・腕・手)の痛みは、若い方から高齢の方まで幅広い年齢層で見られやすい症状の1位です。令和4年厚生労働省の報告によると、有訴者率(自覚症状のある方)では、男女ともに腰痛が1位となっています。

その原因は、多岐にわたり、年齢によっても原因が異なります。女性の場合、首が長くて、なで肩の人に多いとされ、生活習慣や作業姿勢、環境などの要因が関係しています。若年層の場合、関節の炎症や筋肉の血行障害・疲労によるものが多いです。

中・高齢者の場合は、頚椎という首の骨や肩関節といった部位の老化によるものが多いとされています。上肢痛は、整形的な症状だけが関係しているのではなく、うつ病や内臓由来の関連痛、眼科疾患、耳鼻咽喉科、歯科疾患が関与しているケースもあります。

整形外科疾患としては、以下のような疾患が関係していることがあります。

肩や手などの上肢の痛みの中には、悪性腫瘍(がん)の転移などの疾患が原因となっている場合があります。このような疾患を放置した場合、手足の麻痺が出現したり、骨折が起きたり、重篤な症状へと進行するケースもあます。

そのような状態となると、患者の生活の質(Quality of life:QOL)を低下させる大きな要因となるため、痛みを放置しないようにしましょう。

参照元:日本脊髄病学会

主な治療法

上肢の痛みが見られた際の治療方法は、主に「保存治療」と「手術療法」の2つです。どのような治療方法を選択するのかは、上肢の痛みの原因となる疾患によって異なりますが、保存治療が選択されるケースが多いです。保存治療で効果が見られない場合や、日常生活に支障をきたすほど症状がひどい場合は、手術療法が選択されると言われています。

ここでは、疾患別に治療法について詳しくご紹介します。

保存治療

頚椎症性脊髄症|消炎鎮痛剤の処方やブロック注射を行う

頚椎症性脊髄症の治療は、軽度の場合は頚椎に負担がかからない姿勢や動き方の指導が入ります。そして、症状の程度に合わせて、消炎鎮痛剤の処方やブロック注射などが行われます。 また、リハビリで頚椎牽引や温熱・電気治療を実施して症状の緩和を目指したり、首周囲の筋肉のコンディションを整えたりします。

上記の他には、首への負担を減らすために、頚椎カラーという装具を首に装着することもあるのです。

頚椎ネックなどの固定による頚部の安静・薬物療法

頚椎椎間板ヘルニアの主な治療は、頚椎ネックなどの固定による頚部の安静・薬物療法・神経根ブロックなどのブロック注射といった保存治療と外科的治療です。痛みの程度が強い場合は、筋弛緩剤や消炎鎮痛剤などの薬物療法を実施します。

手術療法

頚椎症性脊髄症で、筋力低下や感覚麻痺などが見られる場合や、日常生活に支障をきたすほど強く症状が見られる場合は、手術が検討されます。

頚椎症性神経根症の治療では、急性期の場合、頚椎カラーを装着して安静を保つことが基本です。湿布や消炎鎮痛剤の内服で経過をみていきます。 保存療法を行っても、効果がなく痛みを繰り返している、運動機能障害の進行により麻痺が出現した際に行われます。しかし、手術を受ける割合としてはかなり少ないです。

手足の運動障害は放置せずに専門の医療機関に相談を

上肢の痛みやしびれなどの症状が続いてしまう場合や手の使いにくさや、歩きにくさといった症状を自覚した場合、必ず整形外科専門医を受診して、原因をしっかりと調べる必要があります。

頚部痛や肩こりなどの症状は、「たいしたことはなさそう」「家で様子をみよう」などと放置してしまい、症状が悪化する可能性があります。そのような状態になると、患者の生活の質(Quality of life:QOL)を著しく低下させてしまうため、気になる症状が見られた場合は、放置せずに専門医を受診して、適切な治療を受けることが大切です。

椎弓形成術の実績で選んだ
福岡県の医療機関 5選

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新小文字病院
脊髄脊椎外科
治療センター
九州中央病院 福岡志恩病院 福岡大学医学部 白十字病院
新小文字病院 脊髄脊椎外科治療センターのHPキャプチャ

引用元:新小文字病院 脊髄脊椎外科治療センター https://www.shinkomonji-hp.jp/

九州中央病院のHPキャプチャ

引用元:九州中央病院 https://shion-hp.jp/

福岡志恩病院のHPキャプチャ

引用元:福岡志恩病院 https://www.f-wajirohp.jp/

福岡大学医学部のHPキャプチャ

引用元:福岡大学医学部 https://www.med.fukuoka-u.ac.jp/neurosur/index.html

白十字病院のHPキャプチャ

引用元:白十字病院 https://www.fukuoka.hakujyujikai.or.jp/

2023年手術実績:193件
(頚椎84件、胸・腰椎109件

実績引用元:新小文字病院 脊髄脊椎外科治療センター(https://www.shinkomonji-hp.jp/storage/uploads/block/202402/20240209_164918.pdf)

2023年手術実績:186件span>
(脊椎固定術、椎弓切除術含む)

実績引用元:九州中央病院公式(https://www.kyuchu.jp/about/about/statistics.html)

2023年手術実績:14件span>
(頸椎)

実績引用元:福岡志恩病院公式(https://shion-hp.jp/_lib/wp-content/themes/shion.wp/assets/pdf/operation_2023.pdf)

2023年手術実績:10件span>
(椎弓形成術)

実績引用元:福岡大学医学部公式(https://www.med.fukuoka-u.ac.jp/neurosur/patient_result.html)

2023年手術実績:8件
(頚椎)

実績引用元:福岡市民病院公式(白十字病院公式(https://www.fukuoka.hakujyujikai.or.jp/department/12_copy_copy))

   

※選定条件:公式サイトで椎弓形成術の手術実績を公表しており、低侵襲手術が可能で、リハビリ病棟を開設している福岡県の医療機関をピックアップしました(2024年7月9日調査時点)。

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