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椎弓形成術を受ける際には、「受ける前に準備しておくべきこと」「術後に備えて準備しておくべきこと」があります。ここではそれぞれについて紹介しますので、安心して手術に臨めるよう事前に知っておくようにしましょう。
普段から服用している薬や持病など、必要な情報はすべて医師・看護士に提供しましょう。服用している薬によっては麻酔や手術に影響を与える可能性があります。また、かかりつけ医にも手術のことを伝えておきましょう。
術後は入院することになりますので、入院時に持って行く必要があるものを用意しましょう。医療機関によって異なりますので事前に確認し、タバコを吸っている方は手術に向けて控えておくのがよいでしょう。
手術を受け退院した後は自宅に戻りますが、術後しばらくは装具で固定する必要があるなど日常生活に制限がかかることがあります。そのため、手術を受ける前にできる準備はしておくのが望ましいでしょう。
頸椎の場合、術後しばらくは首を装具で固定することになります。するとどうしても視野が狭くなってしまいますので、少しの段差でもつまずいてしまう恐れがあるでしょう。床の小さな敷物を取り払ったり固定したり、床を這うコードも取り除いたり固定したりするとよいでしょう。また階段に手すりを付けたり布団の上げ下げが不要なベッドを使用するなど、今まで使用していなかった家具や設備はこれを機会に導入してもよいのではないでしょうか。
腰椎の場合、術後「腰に負担がかかる」環境を少なくすることが望ましいでしょう。和式のトイレを使用されている方は洋式トイレの方が望ましく、和式便器のうえに設置することで洋式便器と同じ体制がとれる便座も販売されています。また、寝具は布団よりベッドの方が負担も少なくなりますし、普段過ごす部屋には高すぎず低すぎない椅子をひとつ用意しておくなどすると、疲れた時に休めるのでとても便利ではないでしょうか。
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新小文字病院 脊髄脊椎外科 治療センター |
九州中央病院 | 福岡和白病院 | 福岡整形外科病院 | 福岡市民病院 |
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![]() 引用元:新小文字病院 脊髄脊椎外科治療センター http://center.shinkomonji-hp.jp/ |
![]() 引用元:九州中央病院 http://kyushu-ctr-hsp.com/ |
![]() 引用元:福岡和白病院 https://www.f-wajirohp.jp/ |
![]() 引用元:福岡整形外科病院 https://www.fukuokaseikei.com/ |
![]() 引用元:福岡市 http://www.fcho.jp/shiminhp/ |
2019年手術実績:194件 (頚椎107件、胸・腰椎87件) 実績引用元:新小文字病院 脊髄脊椎外科治療センター(http://center.shinkomonji-hp.jp/wp-content/themes/sekizui/pdf/jisseki2001b.pdf) |
2019年手術実績:174件 (脊椎固定術、椎弓切除術含む) 実績引用元:九州中央病院公式(http://kyushu-ctr-hsp.com/about/statistical/data/dpcdata/template.html) |
2019年手術実績:79件 (脊椎固定術、椎弓切除術含む) 実績引用元:福岡和白病院公式(https://www.f-wajirohp.jp/indicator/) |
2019年手術実績:54件 (腰椎47件、頚椎7件) 実績引用元:福岡整形外科病院公式(https://www.fukuokaseikei.com/disease/ope-table/) |
2019年手術実績:38件
実績引用元:福岡市民病院公式(http://www.fcho.jp/shiminhp/shinryo/seikeigeka.html) |
※選定条件:公式サイトで椎弓形成術の手術実績を公表しており、低侵襲手術が可能で、リハビリ病棟を開設している福岡県の医療機関をピックアップしました(2020年11月調査時点)。