公開日: |更新日:
感染症予防のため手術当日から3日間程度、抗菌剤を点滴しますが、まれに手術部位の細菌感染で炎症を起こすことがあります。
その場合は抗菌剤を追加で投与したり、傷口を洗浄する手術を行なったりします。
また、糖尿病や肝硬変、腎不全、骨粗鬆症などの持病があると、感染のリスクが高まるとされています。
手術は専用の顕微鏡と道具を用いて慎重に行なうので、手術中に神経を損傷することはまず起こり得ません。
しかし、手術で神経の通り道が急に広がることで神経が引き延ばされたり、血流が変化したりすることで神経障害を起こすことがまれにあります。
その場合は腕の痛みや脱力が発生します。
そうなっても数カ月ほどで症状は改善しますが、脱力が残ってしまう場合もあります。
椎弓形成術は出血の多い手術ではありませんが、まれに出血が傷の中に溜まってしまうことがあります。
そうならないよう溜まった血を外に出すチューブを入れておきますが、神経を圧迫するような血腫であれば再手術を要する場合もあります。
ごくまれに手術中や手術後に足の静脈の中で血液が固まり、それが脳や心臓、肺に流れ込んで重篤な症状をきたす場合があります。
そうならないように弾性ストッキングやフットポンプ、足の運動などで予防します。
手術で神経の圧迫を取った際に神経が引き延ばされ、一時的に腕の運動麻痺がおこる可能性があります。
この症状はほとんどが3~6カ月以内に回復します。
全身麻酔の合併症として代表的なのが肺炎です。
麻酔中や麻酔直後に胃の内容物が気管内に入ることで起こります。
また、ごくまれに麻酔の薬が合わなくて重篤なアレルギー反応を起こすこともあります。
頚椎椎弓形成術の最大のメリットは再発が非常に少ないことです。
ただし、頚椎の後方にある靭帯の多くは人間の成長に重要な役割を果たしています。
したがって、若年者が頚椎椎弓形成術を受けると、ごくまれに頚椎が後ろ側に変形してしまう場合があります。
手術後の姿勢には十分に気をつけなければなりません。
また、脊柱管狭窄症で腰椎椎弓形成術を受けた場合、手術した椎間が再び悪化することはほとんどありません。
しかし、脊柱管狭窄症は加齢とともに増加する病気であり、他の椎間が悪化する可能性があります。
頚椎と同様、手術後の姿勢には注意しましょう。
あらゆる手術にいえることですが、椎弓形成術も後遺障害が起こる可能性をゼロにすることはできません。
少しでもゼロに近づけるためには信頼できる医療機関を選ぶことです。
当サイトでは椎弓形成術で実績がある医療機関5院を紹介しています。
手術を考えている方は是非参考にしてみてください。
椎弓形成術の実績で選ぶ
福岡県の医療機関3選
新小文字病院
脊髄脊椎外科治療センター

引用元:新小文字病院 脊髄脊椎外科治療センター公式サイト(https://www.shinkomonji-hp.jp/)
2025年手術実績:174件
(頚椎78件、腰椎96件)
実績引用元:新小文字病院 脊髄脊椎外科治療センター公式サイト(https://www.shinkomonji-hp.jp/storage/uploads/block/202602/20260217_184928.pdf)
福岡整形外科病院

引用元:福岡整形外科病院公式サイト(https://www.fukuokaseikei.com/)
2025年手術実績:70件
(脊椎、椎弓切除術含む)
実績引用元:福岡整形外科病院公式サイト(https://www.fukuokaseikei.com/profession/ope-table/)
福岡大学病院

引用元:福岡大学医学部公式サイト(https://www.med.fukuoka-u.ac.jp/neurosur/index.html)
2025年手術実績:9件
(脊椎固定術、椎弓切除術含む)
実績引用元:福岡大学病院公式サイト(https://www.med.fukuoka-u.ac.jp/neurosur/patient_result.html)
※選定条件:2026年3月16日にGoogle検索で「椎弓形成術 福岡」と検索し、検索結果100位までに公式HPが表示された43院を調査。公式サイトで椎弓形成術の2025年の手術実績数を公表しており、低侵襲手術が可能で、リハビリ病棟を開設している福岡県の医療機関をピックアップしました。